[speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="inu.jpg" name="ワン吉くん"]Snapdragon855は、いつ発売されるのかな?性能はどれくらい上がるのかな?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="usagi.jpg" name="ウサギ先生"]Snapdragon855のリーク情報を教えてあげる。[/speech_bubble]
Snapdragon855の発売日、スペックなど、最新情報を紹介していきましょう。
発表日、発売日
Snapdragon855の発表は、2018年の末ごろとの予想が出ています。
搭載されたスマートフォンの発売は、2019年に入ってからとなるでしょう。
歴代Snapdragonの発表時期をみていくと、
Snapdragon845・・・2017年12月
Snapdragon835・・・2017年1月
Snapdragon820・・・2015年12月
と、だいたい年末年始あたりに発表されているので、Snapdragon855も、2018年12月~2019年1月に発表と思っておくのが自然ですね。
■追記
2018年12月5日、Snapdragon855が正式に発表されました。
スペック
Snapdragon855は、7nmプロセスルールに基づいて開発されています。
この7nmプロセスルールに基づいたプロセッサの開発には、極端紫外線露光装置という装置が必要なのですが、この開発も順調に進んでおり、Snapdragon855の開発は、今の所極めて順調だということです。
新しいプロセスルールになることで、性能は大幅に向上し、Snapdragon845比で+40~50%も向上するとの予想が出ています。
また、プロセスルールが7nmになっているということで、電力効率も向上しているはずです。
スマートフォンにおいてバッテリーの持ちは非常に大切なポイントなので、電力効率がどれくらい向上しているのか。にも注目したいですね。
Snapdragon855は、2018年末には生産が開始され、2019年の各社のフラッグシップスマートフォンに搭載されることになるでしょう。
■追記
2018年12月5日、Snapdragon855が正式に発表され、スペックも公開されました。
Snapdragon855のスペックを紹介します。
Snapdragone855のコアは、2.84GHzのコアが1つ、2.42GHzのコアが3つ、1.8GHzのコアが4つの、合計8コア構成となっています。
Snadpdragon845は2.8GHzのコアが4つ、1.8GHzで動作するコア4つの8コア構成でした。
Snapdragon845に比べて、45%も処理能力が向上しているということです。
グラフィック性能に関しては、Snapdragon845と比べて、20%性能が向上しています。
写真や動画の処理、カメラに関する部分は、デュアルカメラの場合は、2200万画素30fps、シングルカメラの場合は、4800万画素30fpsまで対応しています。
AIに関する部分は、Snapdragon845に比べて、3倍も性能が向上しているということです。
AIは、ここ最近急速に普及している部分なので、大幅な性能向上が必要だということですね。
通信に関する部分は、5Gに対応しており、今後の5G対応端末の発売に期待が持てます。
ベンチマークスコアは?
Snapdragon855のAntutuベンチマークスコアは、35万点程度になるとの予想が出ています。
iPhoneXS、iPhoneXRに搭載されている、A12プロセッサよりは劣るようです。
Snapdragon855は、性能を大きく向上させてくるKirin980プロセッサとも激しく争うことになりそうです。
Kirin980プロセッサの最新情報はこちら
Huawei Kirin 980プロセッサ スペック、ベンチマークスコア(Antutu)、搭載機種など、リーク情報!
Snapdragonプロセッサは、これまではKirinプロセッサよりも性能面で優位でしたが、Kirinプロセッサに並ばれるとなると、コストパフォーマンスの高いHuaweiの端末との争いが更に激しくなりそうです。
Geekbenchのスコア
開発中のSnapdragon855のGeekbench4におけるベンチマークスコアの情報がリークされました。
おそらく、Xperia XZ3と思われる試作機に搭載されたもののスコアですが、シングルコアで3033、マルチコアで10992というスコアが出ています。
Snapdragon845を搭載する、Xperia XZ2のスコアはマルチコアで8000程度ですから、30%ほど向上しています。
前評判通り、iPhone8やiPhoneXに搭載されているA11プロセッサを少し上回るくらいの性能になっているものと思われます。
ただ、2018年モデルのiPhoneには、A12プロセッサが搭載され、性能は2割ほど向上すると予想されているので、Snapdragon855が、A11プロセッサの性能を少し上回っている程度だと、やはりA12プロセッサの方が高性能ということになりそうです。
Antutuベンチマークのスコア
Snapdragon845の後継にあたるといわれている、Snapdragon8150のAntutuベンチマークスコアがリークされました。
そのスコアは、約36万点と、Apple最新のプロセッサ、A12プロセッサをも上回る数値が出てきています。
先にリークされていたSnapdaragon855のものとされるGeekbenchのスコアは、A12プロセッサよりは下回るという情報も出ていたので、どちらが正しいのか、気になるところです。
あるいは、Snapdragon855と、Snapdragon8150は別物として発売されるのかもしれません。
いずれにしても、Antutuベンチマークスコアが36万点のプロセッサが発売されるとなると、A12プロセッサやKirin980プロセッサを上回る、スマートフォン向けとして最高のプロセッサということになります。
■追記
Galaxy S10+のものとされるSnapdragon855のAntutuベンチマークスコアがリークされています。
そのスコアは、約345,000点です。
Galaxy S9+のスコアが約245,000点ですから、約40%向上しているということになります。
Snapdragonの型番
Snapdragonの型番の見方は、百の位、十の位、一の位に分けてみると大体の性能を把握することができます。
まず、百の位の数字は、大きければ大きいほど、ハイエンド向けのプロセッサということになっています。
今のところ、最もハイエンド向けなのは800番代、最もローエンド向けなのは、400番代です。
800番代→ハイエンド
600番代→ミドルレンジ
400番代→ローエンド
と覚えておくと良いでしょう。
次に、十の位の数字は、発売時期が新しいほど、数字が大きくなります。
たとえば、800番代だと、835(2016年発表)→845(2017年発表)→855(2018年発表)となっています。
当然、発売時期が新しいほど性能は高いので、十の位の数字が大きいほど、性能が高いものと覚えておくと良いでしょう。
最後に一の位ですが、一の位は、あまりはっきりと定義は決まっていませんが、マイナーモデルチェンジされた時などに数字が一つ上がったりするようです。
例えば、今最新のハイエンドプロセッサはSnapdragon845ですが、マイナーモデルチェンジで性能が若干アップし、消費電力が若干抑えられたSnapdragon846が登場するともいわれています。
ただ、一の位の定義はあまりはっきりしていないので、気にしなくても良いでしょう。
Snapdragon8150になる?
Snapdragon845の後継プロセッサは、Snapdragon855ではなく、Snapdragon8150になる可能性が高くなってきました。
中国のRoyoleというメーカーから、世界初の折りたたみ式スマートフォンである「FlexPai」が発売され、それに搭載されているプロセッサがSnapdragon8150だったということです。
Flex Pai 日本発売日、価格、サイズ、スペックなど、最新情報!折りたたみスマートフォン!
ベンチマークスコアは、Snapdragon845の2割増し程度ということで、Snapdragon855とはまた別の可能性もありますが、今後のSnadpragonシリーズは4桁型番になる可能性も出てきました。
■追記
結局、Snapdragon855として発表されました。
今後も、Snapdragon865→Snapdragon875と数字が進んでいくことになるでしょう。
搭載予定機種
Snapdragon855の搭載が予想されている機種を紹介します。
・Galaxy S10
・Galaxy note10
・Xperia2019年モデル
・Xiaomi Mi8
・HTC U13
・LG G8
など、正確な機種名はまだ分かりませんが、各社のフラッグシップスマートフォンには、間違いなく搭載されることでしょう。