[speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="inu.jpg" name="ワン吉くん"]世界初の折りたたみスマートフォンが発売されたみたいだね!どんな機種なのかな?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="usagi.jpg" name="ウサギ先生"]Flex Paiという機種よ。詳しく教えてあげる。[/speech_bubble]
Flex Paiの価格、サイズ、スペックなど、最新情報を紹介していきましょう。
デザイン
世界初の折りたたみディスプレイを搭載したスマートフォンである、Flex Paiのデザインを紹介します。
折りたたみスマートフォンというよりは、折りたたむことができるタブレット。といった感じですね。
折りたたんだ時の厚さは相当なものです。
基本的にはタブレットとしてカバンに入れ、持ち運びたい時はスーツの内ポケットになら入るでしょうか。
ズボンのポケットに入れて日常的に持ち歩くのは厳しそうですね。
スペック
Flex Paiのスペックを紹介します。
OS | Water OS 1.0 |
ディスプレイ | 7.8インチ 1920×1440 |
プロセッサ | Snapdragon8150 |
メモリ | 6GB/8GB |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB |
メインカメラ | 2000万画素+1600万画素 |
バッテリー容量 | 3800mAh |
サイズ | 134mm×190.3mm×7.6mm |
重量 | 320g |
OSには、Water OS 1.0という聞き慣れないものが搭載されていますが、これはAndroid9.0がベースになっているものなので、基本的にはAndroidスマートフォンだと思っておけば問題ありません。
ディスプレイは、開いている時のサイズが7.8インチです。
解像度は1920×1440と、特別高いわけではありません。
折りたたんだ時は、おおよそ半分くらいのサイズになると考えておけばよいですね。
折りたたんだ時の、側面にあたる部分には、通知画面などが表示されるようです。
Galaxyシリーズのエッジスクリーンと同じような使い方がされるということですね。
プロセッサには、Snapdragon8150が搭載されるといわれています。
これは、Snapdragon845の後継にあたるものともいわれていますが、まだ正式に発表されていないので、細かい点までは不明です。
一応、今のところ出てきているベンチマークスコアでは、Snapdragon845の2割増し程度の性能といわれていますが、それだと、Snapdragon845の後継としては少し物足りないですね。
メモリは、6GBのものと8GBのものがラインナップされています。
ストレージは、128GB、256GB、512GBの3種類がラインナップされています。
メモリ6GBのモデルは、ストレージ128GBのみ。
メモリ8GBのモデルは、ストレージ256GB、512GBの2種類が設定されています。
カメラは、右半分と左半分に一つずつついており、開いている状態の時は、デュアルカメラとして使うことができます。
折りたたんだ時は、表面と裏面にひとつずつカメラがくるので、普通のスマートフォンのように外の風景と、セルフィーを撮影することができます。
バッテリー容量は3800mAhと、広げた時のサイズを考えると、少ないかなと思いますが、折りたたみ機構などを考えると仕方がないでしょう。
重量も、320gと、かなり重めです。iPad miniよりももう少し重いくらいです。
やはり、スマートフォンというよりは、折りたたむことができるタブレット。と思っておいたほうが良さそうです。
でも、通話機能がついているので、スマートフォンなんですかね。
スムースさは、あと一歩?
Flex Paiは、最新のプロセッサを搭載し、メモリも6GB~8GB搭載と、ハイエンドに相当する端末です。
とあれば、スムースな動作に期待したいところですが、折りたたんだり開いたりした時の動作には、まだ少しギクシャク感があるようです。
同じアプリでも、開くと自動的に全画面に対応し、閉じると半画面表示となり、裏面では別のアプリを起動することができるなど、面白い機能が搭載されているようなのですが、そこら編の処理はあと一歩なのかもしれません。
いずれにしても、もう少ししたらレビューもたくさん出てくると思うので、注目してみたいところです。
日本発売日
Flex Paiの日本発売は、現時点では不明です。
そもそも、Royoleというメーカー自体が日本に進出していないので、発売される可能性は低いでしょう。
日本で使うなら、海外モデルを輸入して使うしかなさそうですね。
価格
Flex Paiの価格は、8,999元~と発表されています。
日本円で、約145,000円~となっています。
メモリ6GB/ストレージ128GBモデル・・・8999元(約145,000円)
メモリ8GB/ストレージ256GBモデル・・・9998元(約163,000円)
メモリ8GB/ストレージ512GBモデル・・・12999元(約21万円)
iPhoneXR MAXを大きく上回る、スマートフォン、タブレットとしてはかなり高い価格設定となっています。
Royoleとは?
世界初の折りたたみディスプレイ採用のスマートフォンは、サムスンか、Huaweiか。と言われていましたが、彗星の如く現れた、「Royole」という会社から発売されました。
Royoleという会社は、どういう会社なのでしょうか。
ホームページのURLは、こちらです。
http://www.royole.com/
ホームページを見る限り、フレキシブルに折り曲がるディスプレイを得意としているようです。
その他、電子メモ帳や、Aiメガネ付のヘッドセットなどを販売しているようです。
スマートフォンを中心に手がけている会社ではなく、スマートフォンは今回のFlexPaiが初の製品のようですね。
耐久性は?
折りたたみ式ディスプレイというと、ディスプレイが折れてしまったり、表示不良が起きるのではないか?などといった色々な不安がありますよね。
Flex Paiは、20万回の折り曲げ耐久試験をクリアしているということです。
20万回といえば、1日10回折り曲げるとしても、2万日ということなので、とりあえずの耐久性は十分なようです。
また、一般では知られていませんが、Royoleという会社は、折り曲げることができるディスプレイを開発している会社としては、業界ではそれなりに知られています。
そういったこともあり、普段遣いの中でディスプレイに不具合が発生してしまう。という可能性は低いのではないかと思います。
今後に期待
今回、世界初の折りたたみディスプレイを採用したスマートフォンが発売されましたが、折りたたんだ時のスタイルが分厚く、普段使いの携帯電話としてはちょっと厳しい感じでした。
ただ、これからサムスンやHuaweiからも、折りたたみディスプレイが採用されたスマートフォンが発売されると予想されており、また、年々薄型化、高性能化されていくことでしょう。
サムスンでは、Galaxy S10や、Galaxy Note10で折りたたみディスプレイが採用されるとの予想が出ています。
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2019年は、折りたたみディスプレイのスマートフォン元年ということになるかもしれません。
更に薄型がが進み、折りたたんだ時の厚さがガラケーくらいの厚さにまでなれば、持ち運びもしやすく、ディスプレイも大きい万能スマートフォンということで、爆発的に普及するかもしれません。
その代わり、タブレットの市場は縮小傾向になるかもしれませんね。