[speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="inu.jpg" name="ワン吉くん"]Snapdragon710が出たみたいだね。どれくらいのスペックなのかな?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="usagi.jpg" name="ウサギ先生"]Snapdragon710の情報を教えてあげる。[/speech_bubble]
Snapdragon710のスペック、ベンチマークスコア、搭載機種など、最新情報を紹介していきましょう。
基本情報
Snapdragon710は、10nmプロセスで製造されます。
駆動コアは、2.2GHzのコアが2つと、1.7GHzのコアが6つという組み合わせになっています。
GPUには、750MHzで動作するAdreno615が採用されています。
Snapdragon710は、ハイエンドプロセッサに多く採用されている、イメージシグナルプロセッサを搭載しています。
イメージシグナルプロセッサとは、なんとなく名前から分かるかもしれませんが、顔認証や、Animojiのように、顔を認識した機能に利用することができるものです。
Sanpdragon710は、4K、HDR動画再生時の消費電力は、Snapdragon660に比べ40%も低減しており、今よりも気軽に高画質動画を再生することができるようになります。
ベンチマークスコア
Snapdragon710の性能は、その番号からも分かるかも知れませんが、Snapdragon600シリーズとSnapdragon800シリーズの中間に位置します。
Snapdragon660と比べて、おおよそ20%性能が向上しています。
Antutuベンチマークだと、Snapdragon660搭載機種がおおよそ14万点であるのに比べ、Snapdragon710搭載機種では、175,000点と、約25%も性能が向上しています。
搭載機種
Snapdragon710シリーズは、これからのミドルレンジスマートフォンに最も多く採用されるプロセッサになるでしょう。
現時点で搭載が予想されているスマートフォンを紹介します。
Xiaomi Mi 8SE
Pixel
Pixelといえば、これまでフラッグシップ機種しか発売していませんでしたが、ミドルレンジにも展開していくようです。
Pixelは、iPhoneほどのブランド力がありませんから、販売は苦戦していました。
低価格の端末も投入することによって、シェア拡大を狙います。
Snapdragon710の評判
Snapdragon710が、Xiaomi Mi8 SEに初搭載されました。
Xiaomi Mi8 SEは、Mi8の廉価版なのですが、評価が高いようです。
Snapdragon660プロセッサでは、少し厳しいかな。といったアプリでも、スムーズに動く。ということで、これはSnapdragon710を搭載している効果でしょう。
Snapdragon710の採用が他の機種にも広がることで、ミドルレンジスマートフォン全体の底上げにつながるのではないでしょうか。
一方で、少々過剰とも言える性能を持っている高価なフラッグシップ機種からすると、これで、いいや。とSnapdragon710搭載機種にユーザーが流れてしまう懸念はあります。