2021年のiPhoneに搭載される、A15 bionicチップ。
A15 bionicの性能に関するリーク情報が集まってきました。
このページでは、A15 bionicの性能、ベンチマークスコア、電力効率など、リーク情報、予想情報を紹介します。
A15 bionicの性能
A15 bionicの性能は、A14 bionicよりも2割ほど向上すると予想されています。
プロセスルールは、A14 bionicと同じく5nmになるとみられています。
A14 bionicでは、プロセスルールが7nmから5nmに微細化されましたが、A13 bionicからの性能向上幅は2割程度でしたから、A14とA15の性能の向上幅も、A13とA14の向上幅と同程度になるということですね。
A15 bionicのベンチマークスコア
A15 bionicの、Geek Bench5のベンチマークスコアがリークされています。
リーク情報によると、シングルコアスコアが1943、マルチコアスコアが4755となっています。
A14 bionicのGeek Bench5でのベンチマークスコアは、シングルコアスコアが1600程度、マルチコアスコアが4000程度ですから、2割ほど向上しているということがわかります。
A15 bionicの電力効率
A15 bionicの電力効率は、A14よりも10%ほど向上すると予想されています。
電力効率が良くなれば、その分、バッテリーの持ちが良くなる。ということにつながります。
2021年に発売されるiPhone13シリーズでは、ディスプレイにも、消費電力の少ないLTPOディスプレイが採用されるといわれており、それとあわせて、バッテリーの持ちが大きく向上すると期待されています。
A15プロセッサは、Snapdragon 888を上回る
2020年12月に、Snapdragon 888が発表されました。
Snapdragon 888が搭載されたスマートフォンがまだ発売されていないので、確実なことは言えませんが、事前のベンチマークスコアの情報によると、良くてA14 bionicと同程度の性能にとどまっているようです。
ということは、A15 bionicの性能がSnapdragon 888を上回っていることは間違いなく、2021年のスマートフォン向けプロセッサとしては、A15 bionicがNo1ということになるでしょう。
またあたらしい情報が入りましたら、更新します。