スイッチの有機ELモデルは今でも品薄で、なかなか普通に買うことができません。
そもそも、スイッチの有機ELモデルは、必要なのでしょうか。
スイッチの旧型と、有機ELモデルの違いや、見分け方、有機ELモデルが必要な人はどんな人なのか、紹介していきましょう。
スイッチ有機ELモデルの違い
まずは、スイッチ有機ELモデルと、旧型スイッチの違いを紹介していきましょう。
スイッチ有機ELモデルの違い1:ディスプレイ
スイッチ有機ELモデルは、ディスプレイに有機ELが採用されています。
これまでのスイッチには、液晶ディスプレイが採用されていました。
液晶よりも有機ELの方が、黒を綺麗に表現することができます。
また、消費電力も、有機ELの方が少ないです。
ただし、ディスプレイが大きくなっている関係で、バッテリーの持ち自体は、液晶モデルと有機ELモデルで同程度です。
ディスプレイサイズは、液晶モデルが6.2インチでしたが、有機ELモデルは7.0インチです。
本体サイズはほとんど変わっていませんが、ディスプレイ周囲の枠(ベゼル)の太さが半分以下になっています。
スポンサーリンクスイッチ有機ELモデルの違い2:大きさ、重さ
さきほど、大きさに関してはほとんど変わっていないと紹介しました。
細かいことを言うと、横幅が3mmだけ大きくなっています。
重さは有機ELモデルの方が22g重くなっています。
スイッチ有機ELモデルの違い3:有線LAN端子がついた
スイッチ有機ELモデルの背面には、有線LAN端子がつきました。
Wi-Fiのない環境でも、背面にLANケーブルを直接挿すことができます。
旧型でも、USB有線LANアダプターを使えばLANケーブルを挿すことはできました。
スイッチ有機ELモデルの違い4:スタンドが無段階調整で、大きくなった
スイッチ有機ELモデルでは、背面のスタンドが横幅いっぱいに大きくなり、角度も無段階で調整できるようになりました。
旧型のスタンドは細くて不安定で、角度の調整はできませんでした。
スポンサーリンクスイッチ有機ELモデルの違い5:本体メモリ容量が増えた
旧型スイッチの本体メモリ容量は32GBでしたが、有機ELモデルでは64GBに、倍増しました。
本体に保存することができるゲーム、セーブデータ、写真などの量が多くなりました。
スイッチ有機ELモデルの違い6:スピーカーの音質が上がった
旧型スイッチのスピーカーは、開放型といって、スピーカーの背面が密閉されていない仕組みでした。
有機ELモデルのスピーカーは、密閉型といって、スピーカーの背面が密閉された箱になっています。
これにより、スピーカーの音質が上がっています。
スイッチ有機ELモデルの違い7:値段が5,000円高くなった
旧型スイッチの定価は32,978円でしたが、有機ELモデルは37,980円と、5,002円高くなりました。
スイッチ有機ELモデルの違い8:カラーが変更された
旧型スイッチのカラーは、ネオンブルー・レッドと、グレーの2色でした。
有機ELモデルは、ネオンブルー・レッドとホワイトの2色展開に変わりました。
スポンサーリンクスイッチ有機ELモデルのメリット
スイッチ有機ELモデルのメリット1:映像が綺麗
有機ELの最大のメリットは、黒を綺麗に表現できる。という点です。
本体でゲームをプレイしたり、動画を見たりする時に違いを感じます。
スイッチ有機ELモデルのメリット2:画面が大きい
スイッチ旧モデルの6.2インチに対し、有機ELモデルは7.0インチと、0.8インチ大きくなっています。
たった0.8インチと思うかもしれませんが、見比べると結構な違いがあります。
逆に、2つを並べて比較しないと、それほど違いはわかりません。
スイッチ有機ELモデルのメリット3:バッテリー持ちが良い
スイッチ旧モデルのバッテリー持ちは2.5~6.5時間でしたが、有機ELモデルでは4.5~9.0時間へと、大幅に良くなっています。
バッテリーの持ちが、Switchの旧モデルと有機ELモデルで一番体感できる違いかもしれません。
スイッチ有機ELモデルのデメリット
スイッチ有機ELモデルのデメリット1:画面が割れやすい
スイッチ有機ELモデルは、画面表面がガラスでできています。液晶モデルは樹脂でした。
当然、樹脂よりもガラスの方が割れやすく、大きなデメリットとなります。
スイッチ有機ELモデルは標準で保護フィルムが貼られていますが、それでも液晶モデルよりも割れやすいようです。
子供が使うなら、液晶モデルをおすすめします。
スイッチ有機ELモデルのデメリット2:画面が焼き付きやすい
有機ELは、液晶画面よりも焼き付きやすいというデメリットがあります。
同じゲームを長時間プレイする人など、画面が焼き付いてしまうかもしれませんから、注意が必要です。
スイッチ有機ELモデルのデメリット3:価格が高い
スイッチ有機ELモデルは、従来の液晶モデルよりも5,000円ほど高くなっています。
現在も併売されていますから、5,000円出して有機ELモデルを買うのか、ソフト代にするのか、後悔のないように考えたいですね。
スポンサーリンクどっちがいい?スイッチ有機ELモデルは、必要か、いらないか
画質にこだわる人は、有機ELモデル
携帯モード、テーブルモードでプレイする時の画質にこだわる人は、有機ELモデルがおすすめです。
有機EL最大の特徴は、液晶よりも画質が良いことです。
有線接続する人は、有機ELモデル
インターネットに有線接続したい人は、旧型だと、3,000円くらいするUSB有線LANアダプターを買わないといけません。
旧型と有機ELモデルの価格差は5,000円ですから、それでも少しは旧型の方が安いのですが、かなり価格差が小さくなってしまいますから、有機ELモデルを買うことをおすすめします。
家にWi-Fiが飛んでいる人でも、オンライン対戦をするゲームをする場合、有線接続した方が安定した通信ができます。
テレビにつなぐなら、旧型で十分
テレビにつないで遊ぶのがメインなら、本体のディスプレイもスピーカーも使わないので、有機ELモデルで進化したメリットがほとんど発揮できません。
テレビに接続した時の画質、音質は、同じです。
本体メモリの容量が増えていますが、これはSDカードを使えば良いことですし、オンラインプレイで遅延などを気にするのでなければ、旧型で十分です。
スイッチ有機ELモデルの見分け方
・スタンドの大きさ
有機ELモデルと旧型の一番分かりやすい見分け方は、裏面のスタンドの大きさです。
本体の幅いっぱいの大きなスタンドがついていれば有機ELモデル、スタンドが細いのが旧型です。
・ベゼルの太さ
有機ELモデルと旧型では、ディスプレイ周囲のベゼルの太さが倍以上違います。
太いのが旧型、細いのが新型です。
この2つのどちらかで、すぐに見分けることができるでしょう。
スポンサーリンク