[speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="inu.jpg" name="ワン吉くん"]NVIDIAから、RTX2000シリーズが発表されたね。いつ発売されるのかな?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="usagi.jpg" name="ウサギ先生"]RTX2000シリーズの気になる情報を教えてあげる。[/speech_bubble]
RTX2080Ti、2080、2070の日本発売日、価格、スペックなど、最新情報を紹介していきましょう。
RTX 2000シリーズの特徴
RTX 2000シリーズは、リアルタイムレイトレーシングに対応していることが、最大の特徴です。
リアルタイムレイトレーシングとは、実物に非常に近い世界をリアルタイムで演算して表現をすることができる機能のことです。
とても負荷がかかるのですが、RTX2000シリーズなら、こなすことができる。ということですね。
GTXではなく、RTXシリーズに名前が変わったのも、リアルタイムレイトレーシングの頭文字のRではないかといわれています。
これから、リアルタイムレイトレーシングに対応するゲームをプレイすれば、これまでとは比較にならないほど美しいグラフィックを体感できるということです。
まだまだ発展途上のVRゲームの世界も、よりリアルに楽しむことができるようになれば、VR市場の拡大にもつながることでしょう。
RTX 2080Ti
まずは、フラッグシップモデルの、RTX 2080Tiの情報をお伝えします。
スペック
RTX 2080Tiのスペックを紹介します。
コア数 | 4352 |
ベースクロック | 1350MHz |
ブーストクロック | 1545MHz |
グラフィックスメモリ | 11GB |
メモリクロック | 14GHz |
メモリインターフェース | 352bit |
メモリ帯域幅 | 616GB/s |
最大解像度 | 7680×4320 |
インターフェース | Display Port 1.4a HIDI 2.0b USB Type-C |
消費電力 | 260W |
補助電源 | 8ピン×2 |
メモリには、GDDR6規格が採用されており、600GB/s以上の帯域幅が確保されています。
RTX2000シリーズは、AIをグラフィックに活用し、画質の向上や、パフォーマンスの向上にAIが活用されます。
日本発売日
RTX 2080Tiの米国での発売日は、2018年9月20日と発表されました。
日本でも、2018年9月末~10月中には発売されるとの予想が出ています。
価格
GTX 2080Tiの価格は、999ドルと発表されています。
日本円に換算すると、11万円程度です。
しかし日本で発売されるモデルには、間に代理店が入るため、代理店の手数料が加算されます。
GTX 2080Tiの日本での販売価格は、14万円程度になるとの予想が出ています。
個人輸入ができる方は、そうした方が安く手に入れることができるでしょう。
NVIDIAシェア回復か
グラフィックボードの世界では、NVIDIAと、Radeonシリーズを持つAMDの二強となっています。
常に、NVIDIAの方が高いシェアを持っているものの、ここ最近はAMDがシェアを拡大してきており、30%に迫る程度にまでシェアが拡大しているようです。
今回、GTX2000シリーズの発売によって、一時的にはNVIDIAのシェア回復することが確実視されています。
今のところ、Radeonシリーズには、リアルタイムレイトレーシングに対応したグラフィックカードは発売されていません。
リアルタイムレイトレーシングに対応したRadeonがいつ発売されるのか。それによって、NVIDIAのシェアが再び拡大するかどうかの鍵となるでしょう。
CPU内蔵グラフィックの性能の向上
一昔前までは、CPUに内蔵されているグラフィック機能の性能は低く、ゲームをするならグラフィックカードが必須でした。
また、グラフィック機能が内蔵されていないCPUも数多く販売されていました。
それが今では、CPUにはグラフィック機能が内蔵されているのが当たり前となっており、性能も昔に比べるとかなり向上しています。
ゲームも、それほど負荷のかからないゲームであれば、CPU内蔵のグラフィック機能で十分だ。といえるくらいです。
CPU内蔵グラフィックの性能がここまで向上した以上、外付けのグラフィックカードは、ハードなゲームユーザー向けに特化していくことになると思うのですが、リアルタイムレイトレーシングのような機能に対応した。というのはとても大きなニュースです。