AUから、新料金プラン、povo2.0が発表されました。
povo2.0は、基本料金0円という、とても革新的な料金プランです。
povo2.0には、どのようなメリット、デメリットがあるのか、紹介していきましょう。
povo2.0のメリット
まずは、povo2.0のメリットを紹介します。
povo2.0のメリット1:基本料金が0円
povo2.0の最大のメリットは、なんといっても、基本料金が0円だということです。
通信速度128kbpsで、着信のみといった使い方なら、0円で運用することができます。
povo2.0のメリット2:トッピングを自由に選べる
povo2.0は、何もしないと基本料金0円で通信速度0円なのですが、トッピングを自由に選んで、自分に合った快適なプランを作り上げることができます。
トッピングには、以下のようなものがあります。
データ1GB | 550円(31日有効) |
データ3GB | なし |
データ20GB | なし |
データ60GB | なし |
データ150GB | なし |
24時間使い放題 | 220円 |
DAZN使い放題 | なし |
smash.使い放題 | なし |
5分かけ放題 | 550円 |
無制限かけ放題 | 1,650円 |
povo2.0のメリット3:ギガ活でデータ容量がもらえる
povo2.0では、トッピングでデータ容量を購入しなくても、ギガ活でデータ容量をもらうことができます。
9月14日時点だと、以下のようなところでデータ容量をもらうことができます。
店舗・サービス (五十音順) | 条件 | データ容量 (有効期間) |
---|---|---|
ウエルシア | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
カインズ | 2,000円以上の購入 | 1GB (7日間) |
コナズ珈琲 | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
すき家 | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
ドトールコーヒー | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
はま寿司 | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
ビッグエコー | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
ヒマラヤ | 2,000円以上の購入 | 1GB (7日間) |
ベイシア | 2,000円以上の購入 | 1GB (7日間)) |
丸亀製麺 | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
menu | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
ローソン | 500円以上の購入 | 300MB (3日間) |
povo2.0のメリット4:テザリングができる
povo2.0では、追加料金なしでテザリングをすることができます。
128kbpsでよければ、無料でテザリングも利用できるということです。
また、ギガ活でもらったデータ容量も、テザリングに使うことができます。
povo2.0のメリット5:AUのスマホがそのまま使える
povo2.0では、AUのスマホはSIMロックを解除することなく、そのまま使うことができます。
AU以外で購入したスマホでも、SIMロックを解除すれば、ほとんどの機種を使うことができます。
povo2.0のデメリット
次に、povo2.0のデメリットを紹介します。
povo2.0のデメリット1:トッピングが複雑
povo2.0は、豊富なトッピングの中から自分で選ぶことができるのが魅力ではあるのですが、逆の視点から考えると、ちょっと複雑です。
1GBだと期限は7日間、20GBだと30日間など、有効期限があるので、自分が大体どれくらいのデータを使うのかを把握しておかないと、有効期限が切れてしまった!ということにもなりかねません。
povo2.0のデメリット2:速度制限が128kbps
povo2.0では、購入したり、もらったデータ容量がなくなったあとの通信速度は、128kbpsになってしまいます。
ahamoの速度制限は1Mbps、LINEMOの速度制限はスマホプランが1Mbps、ミニプランが300kbpsですから、それよりも遅いです。
基本料金が0円なので、128kbpsが限界だったのでしょう。
povo2.0のデメリット3:支払い方法がクレジットカードのみ
povo2.0の支払い方法は、クレジットカードのみです。
口座振替などは利用できません。
povo2.0のデメリット4:キャリアメールが使えない
povo2.0では、キャリアメールは使えません。
これまでキャリアメールに届くように登録しているたものは、Gメールなどに変更する必要があります。
長年キャリアメールを使っていた方ほど、結構面倒な手間です。
povo2.0のデメリット5:LINEの年齢認証ができない
povo2.0ではLINEの年齢認証ができません。
povo1.0ではできましたし、ドコモのahamoや、ソフトバンクのLINEMOではできます。
LINEの年齢認証ができないと、ID検索、電話番号検索が使えません。
povo2.0のデメリット6:店頭でのサポートは受けられない
povo2.0は、オンライン限定の料金プランであり、AUショップでのサポートは受けられません。
たとえば、ahamoなら有料で店頭サポートを受けることができるのですが、povo2.0では、今のところ、そのようなサービスはありません。
povo2.0のデメリット7:180日間利用なしで解約される
povo2.0は、180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります。
利用停止、契約解除となった場合は、別途所定の手数料等の費用がかかる場合があります。
との案内があります。
有料トッピングの購入など、の、「など」の部分がどこまで含むのか。
利用停止、契約解除となる「ことがあります」とあるので、どんな時には解除とならないのか。
別途所定の手数料等の費用がかかる「場合があります」ということで、かからない場合もあるのか。
など、不明確なところがまだあります。
たとえば、ギガ活でデータ容量をチャージしていれば良いのか、など、詳しい部分が不明なので、当面は、半年に1回ほど、安いトッピングを購入しておいたほうが良いでしょう。
povo2.0の料金プランの詳細
povo2.0は、基本料金が0円で、高速データ通信の容量やかけ放題などが全てオプションとなっている料金プランです。
基本料金・・・0円
通話・・・30秒あたり20円(税込22円)
データ通信・・・常時128kbps
この基本プランの内容に、以下のオプションを任意で購入する形となります。
<データトッピング>
1GB(7日間)・・・390円
3GB(30日間)・・・990円
20GB(30日間)・・・2,700円
60GB(90日間)・・・6,490円
150GB(180日間)・・・12,980円
24時間使い放題・・・330円
<通話トッピング>
5分以内かけ放題・・・550円
時間無制限かけ放題・・・1,650円
<コンテンツトッピング>
DAZN使い放題パック(7日間)・・・760円
povo2.0のメリット・デメリットまとめ
povo2.0は、自分に合ったトッピングを選択して料金プランを組み立てられる、自由度の高い魅力的な料金プランではることは、間違いありません。
通信速度が遅くても良い。という方にとっては、0円運用も可能なプランです。
その一方で、支払い方法はクレジットカードのみ、キャリアメールが使えない、店頭サポートは受けられない。といった特徴もあり、ある程度自分で契約、操作ができる方向けの料金プランとなっています。
povo2.0関連記事
-
【povo1.0 2.0 比較】改悪された点も。通話のみの利用、0円運用も可能に。トッピング内容、家族割、LINE年齢認証など
povo1.0と、povo2.0の違いを比較します。基本料金、トッピング料金、速度制限、家族割、契約可能年齢、LINEの年齢認証の可否などに違いがあります。残念ながら、改悪された部分もいくつかあります。
続きを見る
-
ギガ活とは、何?povo2.0のギガ活で、ギガがもらえるお店一覧。auPAY、現金支払いで、プロモコードがもらえる
ギガ活とは、何?ギガ活でギガがもらえるお店は、ウエルシア、カインズ、コナズ珈琲、すき家、ドトール、はま寿司、ビッグエコー、ヒマラヤ、ベイシア、丸亀製麺、menu、ローソンなどです。povo2.0をうまく使うには、ギガ活が欠かせません。
続きを見る