エリアも広くなり、全国の方におすすめできるようになりました。
スポンサーリンク
月額料金が980円(税込み1,078円)~、使ったデータ通信量に応じて月額料金が決まる、楽天モバイル。
24時間かけ放題も標準でついてきて、とても革新的な料金プランです。
楽天モバイルに契約しようかな?と考えている方も多いかと思います。
時々、楽天モバイルはメリットしかないから、早く切り替えよう!という記事も見かけますが、メリットしかない。ということは、さすがにありません。
楽天モバイルのメリットと、デメリットをくまなく紹介します。
楽天モバイルに契約しようか、やめたほうがいいか、迷っている方は、このページを読むだけで、楽天モバイルの良いところ、悪いところが網羅されています。
メリットを29個、デメリットを16個紹介します。
少し長いですが、私が実際に楽天モバイルを使って、ちょっと気になった点など、細かい部分まで紹介しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
楽天モバイルのメリット
まずは、楽天モバイルのメリットから紹介します。
メリット1:月額料金が3ヶ月無料(終了)
楽天モバイルに初めて契約する人は、月額料金が3ヶ月間無料になります。
月間何十GB使っても、通話を何十時間しても(Rakuten Linkアプリからの発信なら)無料です。
無料期間は、厳密には、プラン利用開始日から3ヶ月経過後の月末までです。
ですから、1日に利用開始したら3ヶ月後の月末までですが、2日以降に利用開始したら4ヶ月後の月末まで無料となります。
少しでも無料期間を長くしたい方は、毎月2日~月の上旬に利用開始するのがお得です。
■追記
こちらのキャンペーンは、現在は終了しています。
メリット2:段階制の料金プランで、無駄がない
楽天モバイルの料金プランは、「UN-LIMIT Ⅶ」の1つしかないのですが、データ使用量に応じた段階制の料金プランなので、無駄がありません。
【UN-LIMIT Ⅶ】
3GBまで・・・1,078円
20GBまで・・・2,178円
20GB超・・・3,278円
一般的な料金プランだと、自分が毎月どれくらいのデータ通信をするか把握して、少し余裕を持ったプランに契約しておかないといけません。
それでも足りなければ、データを追加で購入しないといけません。
楽天モバイルなら、データ通信量が少なかった月は自動的に安くなり、データ通信量が多い月でも、3,278円までなので、無駄がありません。他の通信会社、料金プランと比較して、大きなメリットとなります。
総務省のサイトに、契約している料金プランと、実際のデータ使用量を比較したグラフがありますが、20GB以上の料金プランに契約している人は42.8%いるにもかかわらず、実際にデータ通信を20GB以上している人は、11.3%しかいません。
42.8-11.3=31.5%の人は、過大な料金を払ってしまっている。ということになります。
楽天モバイルなら、そういった無駄が発生しません。
スポンサーリンク
メリット3:10GB~20GBも、安い
最近は、ドコモからahamo、AUからpovo、ソフトバンクからLINEMOが出てきて、20GB3,000円程度ということで、比較されることが多くなっています。
ahamoやLINEMOは、20GBまでで3,000円程度です。
楽天モバイルは20GBまで2,178円ですから、楽天モバイルの方が断然安いです。
3GB超~10GBの範囲だと、他社の方が安いこともあります。
メリット4:20GB以上はどれだけ使っても定額
楽天モバイルは、20GB以上、50GB使っても、100GB使っても、上限は3,238円となっています。
大容量のデータ通信をする人ほど、お得ということになります。
楽天回線エリアなら高速通信を使い放題、パートナー回線エリアだと5GBを超えると1Mbpsに制限されてしまいますが、1Mbpsで良ければ使い放題です。
どれだけ使っても定額という料金プランは、格安スマホでは他になく、ドコモ、AU、ソフトバンクのメインの料金プランが比較対象となってきます。当然、料金は高いです。
ドコモ5Gギガホプレミア・・・7,128円
AU使い放題MAX・・・7,128円
ソフトバンクメリハリ無制限・・・7,238円
大手3社の使い放題プランは、どれも楽天モバイルの倍以上の料金します。
電波のつながり不安。という方もいるかと思いますが、まずは、楽天モバイルで試してみて、ダメだったら大手三社を利用する。といった順番がおすすめです。(楽天モバイルは違約金がかかりません。)
楽天モバイル電波の状況や速度が大丈夫なら、かなりスマホ代を節約することができます。
スポンサーリンクメリット5:通話料が無料
楽天モバイルでは、Rakuten Linkというアプリを使えば、何時間話しても通話料は無料です。
他の格安SIMでは、専用のアプリを使っても、通話料は通常の半額の11円/30秒というところがほとんどです。
通話を完全無料にしようと思ったら、1,000円以上するオプションをつけないといけません。
Rakuten Linkアプリを使った通話の音質も良好で、全く問題はありませんから、0円で通話かけ放題というのは、大きなメリットですね。
メリット6:SMSも無料
一般的に、SMSは70文字あたり3.3円かかるのですが、楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリを使って送受信すれば、SMSも文字数にかかわらず無料です。
最近はSMSよりもLINEなどメッセンジャーアプリを使うことが多いでしょうが、SMSを多く使う方にはメリットになります。
メリット7:国際電話も、安い
楽天モバイルには、国際通話かけ放題というオプションがあり、月額980円で、66の国と地域への国際通話がかけ放題となります。
日本から海外へ電話をかける時は、Rakuten Linkを使っても、OS標準の通話アプリを使ってもかけ放題の対象。
海外から海外へ電話をかける時は、Rakuten Linkを使った時だけかけ放題になるので、注意しましょう。
国際電話は基本的には高いものですから、国際電話をかける方には大きなメリットとなります。
国際電話がかけ放題となるのは、以下の国と地域が対象です。
アイスランド、アイルランド、アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、アンドラ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、カンボジア、キプロス、ギリシャ、グアドループ、グアム、クロアチア、サイパン、ジブラルタル、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、フランス領ギアナ、ブルガリア、ベトナム、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マカオ、マルタ、マルティニーク、マレーシア、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モロッコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン、ロシア
メリット8:海外でも2GBまで使える
楽天モバイルでは、海外でも2GBまでは高速データ通信を利用することができます。
海外では、2GBを超えると、通信速度が128kbpsに制限されてしまうので、2GBまでだと覚えておきましょう。
スポンサーリンクメリット9:違約金や事務手数料が、無料
楽天モバイルでは、解約時の違約金や、契約時の事務手数料がかかりません。
楽天モバイルは、まだはじまったばかりということもあって、エリアや通信、通話の品質に不安を持っている方も多いかと思います。
試してみてダメなら、手数料を払わずに他社に乗り換えることができるので、気軽に試すことができるというメリットがあります。
メリット10:混雑する時間帯でも、遅くならない
多くのMVNOでは、平日の昼休みの時間帯や夕方など、通信速度が極端に遅くなる時間帯があります。
ひどい時には、0.1Mbps程度しか出ないこともあります。
ところが、楽天モバイルは、楽天回線エリア、パートナー回線エリアともに、混雑する時間帯に極端に通信速度が遅くなる。ということがありません。
まだ契約者数が少ないことも関係しているかもしれませんが、場所や時間によって差はあれど、遅くても5Mbps程度は出る印象です。
■追記
2022年12月時点、契約者は500万程度になっていますが、特に混雑時に遅くなる。という現象は確認できていません。しっかりと帯域を確保しているのだと思います。
メリット11:楽天回線エリアが充実してきた
Rakuten UN-LIMITのプラン開始当初は、楽天回線エリアは都市部の一部にしかありませんでしたが、現在は、地方にも楽天回線エリアがどんどん広がってきています。
楽天モバイルは、2022年11月には、人口カバー率98%を達成しています。
たとえば、奈良県や、岐阜県、群馬県の田舎の方に行っても、楽天回線につながります。
楽天モバイルは楽天回線エリアか、パートナー回線エリアかで、お得度がかなり変わってくる(楽天回線エリアの方がお得)のですが、ほとんどの場所が楽天回線エリアになることで、地方に住んでいる方にもおすすめできるようになりました。
メリット12:パートナー回線エリアでも、3GB以下なら安い
楽天回線エリアがかなり広がってきた。という話をしたばかりですが、山間部など、今でもパートナー回線エリアの地域はあります。
パートナー回線エリアでも、月間3GBまでの利用なら、他社と比較してお得です。
楽天モバイルの3GBまでの月額料金は1,078円で、パートナー回線エリアの高速通信の上限は5GBまでなので、3GBまでの利用なら、制限にも引っかかりません。
メリット13:端末の価格も、安い
楽天モバイルでは、端末の価格が実質0円や、実質1万円以下の安い端末がいくつも用意されています。
2022年12月26日時点だと、Rakuten Hand 5Gが実質1円(本体価格19,001円ポイント還元19,000ポイント)、AQUOS wishが実質10,800円(本体価格29,800円ポイント還元19,000ポイント)、OPPO A55s 5Gが実質6,900円(本体価格25,900円ポイント還元19,000ポイント)、OPPO Reno5 Aが実質11,780円(本体価格30,780円ポイント還元19,000ポイント)などです。
これらの機種に申し込んで、利用開始後、Rakuten Linkアプリから10秒以上の発信をするだけで、翌々月末日ごろにポイントがもらえて、上記の実質価格となります。
メリット14:iPhoneにも正式対応した
楽天モバイルは、iPhone 6s以降のiPhoneに、正式に対応しました。
楽天モバイルに対応しているiPhoneは、以下の機種です。
・iPhone 14シリーズ
・iPhone SE(第3世代)
・iPhone 13シリーズ
・iPhone 12シリーズ
・iPhone SE(第2世代)
・iPhone 11シリーズ
・iPhone XR
・iPhone XSシリーズ
・iPhone X
・iPhone 8シリーズ
・iPhone 7シリーズ
・iPhone SE(第1世代)
・iPhone 6sシリーズ
日本はiPhoneのシェアが高く、約半数がiPhoneユーザーなので、iPhoneに対応したのは大きなメリットです。
iPhone 6以前を使っている人はほとんどいないでしょうから、現在使われているほぼ全てのiPhoneに対応しています。
楽天モバイルでiPhoneを使うためには、iOS14.4以降にアップデートしましょう。
スポンサーリンクメリット15:iPhoneも、安い
楽天モバイルは、iPhoneの端末本体も、安いです。
ドコモ、AU、ソフトバンクなどのキャリアよりも安く、Apple StoreのSIMフリーの価格に合わせられています。
さらに、ポイント還元を受けることができます。
メリット16:固定回線の代わりになる
楽天モバイルは、固定回線(光回線)の代わりにすることもできます。
固定回線の代わりにする回線としては、UQWiMAXのギガ放題(月額4,268円)や、ドコモのHome 5G(月額4,950円)、ソフトバンクAir(月額5,368円)などが有名ですが、それと比較しても安さが際立ちます。
また、楽天モバイルは、速度制限も緩く、1日10GBを超えたら、当日中の通信速度が3Mbpsに制限される。というものです。
それに比べて、UQWiMAXは、3日間10GBを超えると、翌日の夜間帯に速度が1Mbpsに制限されてしまいます。
ドコモのHome 5Gと、ソフトバンクAirは、速度制限についても明確な情報は出ていません。
4K動画を楽しみたい。とか、YouTuberの方で動画を沢山アップロードしたい。という方でなければ、楽天モバイルで、十分に固定回線の代わりにすることができます。
料金や通信速度といった面だけでなく、固定回線のような工事が必要ない。という点も、大きなメリットとなります。
メリット17:テザリングでも使い放題
楽天モバイルは、テザリングでも、20GB以上は3,278円で使い放題です。
さきほども紹介した、大手三社の使い放題プランでは、ドコモの5Gギガホプレミアだけがテザリング使い放題で、AUの使い放題MAXと、ソフトバンクのメリハリ無制限プランは、テザリングは月間30GBまでという制限があります。
ドコモの5Gプレミアは月7,128円ですから、楽天モバイルなら半額以下でテザリングも使い放題です。
スポンサーリンクメリット18:ポケットWi-Fiとしても優秀
固定回線の代わりになるくらいですから、もちろん、ポケットWi-Fiとしても優秀です。
モバイルルーターを持っているなら、モバイルルーターにSIMカードを入れても良いですし、スマホでテザリングをしても良いでしょう。
ポケットWi-Fiとして有名な、UQ WIMAXのギガ放題プランは月額4,268円で、3日間10GBを超えると、翌日の夜間帯に速度が1Mbpsに制限されてしまいます。
料金が安く、制限も緩い楽天モバイルの方が、メリットが大きいです。
メリット19:モバイルルーターが実質0円
モバイルルーターを持っていない方は、モバイルルーターを実質0円で手に入れることもできます。
Rakuten WiFi Pocket 2Bというモバイルルーターが、実質0円となるキャンペーンが開催されています。
0円どころか、Rakuten WiFi Pocket 2Bの本体価格が1円で、楽天ポイントが5,000ポイントがもらえるので、得をするくらいです。
メリット20:留守電オプションが無料
楽天モバイルでは、留守番電話オプションが無料です。
スマホ本体の留守電機能ではなく、通信会社のサーバーに保存されるタイプの留守番電話オプションは、有料のところも多いですが、無料なのはありがたいですね。
留守番電話の録音時間は最長3分、最大100件が、1週間保存されます。
メリット21:楽天市場でのお買い物がお得
楽天モバイルの契約者は、楽天市場でのポイントが最大+3倍となります。
楽天モバイルのキャリア決済をすれば、さらに+0.5倍となります。
楽天お買い物マラソン開催時のポイントが、さらに増えるキャンペーンが開催されることもあります。
楽天市場で買い物をする方なら、回線を契約しているだけでメリットになります。
メリット22:5Gに対応している
Rakuten UN-LIMIT Ⅶプランは、追加料金なしで5G通信にも対応しています。
今はまだエリア拡大中で、5Gエリアはそれほど広くありませんが、あと1~2年すればある程度5Gエリアが広がってきます。
5G対応スマホを持っていれば、追加料金なしで、高速の5G通信を利用することができます。
スポンサーリンクメリット23:eSIMに対応している
楽天モバイルは、物理SIMカードだけでなく、eSIMにも対応しています。
eSIMに対応している端末を持っていれば、SIMカードの到着を待たずして、ネットから申し込んで、すぐに使えるというメリットがあります。
メリット24:クレジットカード以外でも支払える
楽天モバイルは、クレジットカードを持っていない人でも、口座振替で支払いをすることができます。
また、楽天銀行のデビットカードや、スルガ銀行のデビットカードでも支払いすることができます。
格安スマホや格安料金プランは、クレジットカードしか利用できず、デビットカードは使えない。ということろも多いので、ありがたいですね。
メリット25:店舗でも契約、サポートを受けられる
楽天モバイルは、オンラインだけではなく、店舗でも契約、初期設定のサポートを受けることができます。
楽天モバイルの店舗は、1000店舗超と、ドコモ、AU、ソフトバンクに比べれば少ないですが、格安スマホのショップとしては多い方です。
ただし、楽天モバイルショップでは、初期設定のサポートをしてもらうことはできますが、契約後にスマホの使い方が分からない。といったサポートはしていないので、スマホの使い方に自信がなく、近くに教えてくれる人もいない場合は、高くてもドコモ、AU、ソフトバンクといった大手キャリアと契約した方が良いかもしれません。
メリット26:YouTube Premiumが1割引
楽天モバイルのAndroidスマホを使っている人が、楽天モバイルのキャリア決済でYouTube Premiumの利用料金を支払うと、料金の1割分の楽天ポイントが還元されます。
実質1割引のようなものです。
YouTube Premiumを使うのが初めての方は、3ヶ月無料キャンペーンも開催されています。
私も使っていますが、YouTubeの広告がなくなるとかなり快適です。一度試してみてはいかがでしょうか。
メリット27:いずれは、衛星通信で100%カバー
楽天モバイルは、一般的なビルの上などに設置される基地局ではなく、人工衛星と通信できるようにすることで、100%のカバー率を目指しています。
今はまだ試験段階ですが、数年後には実用化を目指している。とのことです。
少し先の話にはなりますが、楽天モバイルのカバー率が、ドコモ、AU、ソフトバンクを上回る時がくるかもしれません。
スポンサーリンク楽天モバイルのデメリット
次に、楽天モバイルのデメリットを紹介します。
デメリット1:エリアが狭い
楽天回線エリア外でも、AU回線につながるので、実質的に使えるエリアはAUと同じなのですが、楽天回線エリアは、ドコモ、AU、ソフトバンクに比べれば狭いのは事実です。
楽天回線エリアは、2022年11月には人口カバー率98%を超えていますが、ドコモ、AU、ソフトバンクは、99%を超えています。
デメリット2:パートナー回線エリアでは5GBまで
楽天モバイルは、楽天回線エリア外のパートナー回線エリアでは、高速通信は月5GBまでしか使うことができません。
そもそも、月5GB以下しか使わない人なら、この影響はありません。
月5GB以上使う人は、通信速度が1Mbpsになってしまうので、大きなデメリットとなります。
1Mbpsでも良いのか、よく考えましょう。
1Mbpsだと、ハイビジョン画質、フルハイビジョン画質の動画は途中で止まってしまいます。
YouTubeだと、480pくらいまでが、スムーズに見ることができる目安です。
デメリット3:パートナー回線での3~10GBは安くない
楽天モバイルのパートナー回線エリアで使う方で、1ヶ月のデータ通信量が3GB超~5GBまでの人は、それほど安くありません。
楽天モバイルでは、3GB超~20GBまでの月額料金が2,178円です。
10GB以上使うならお得な料金なのですが、3GB超~10GBくらいの範囲の料金は、それほど安くありません。
デメリット4:楽天回線エリアでもパートナー回線になることがある
地下街や地下鉄の中では、楽天モバイルのエリアマップを見ると楽天回線エリア内に入っているはずなのに、パートナー回線につながることがあります。
また、地下街や地下鉄ではなくても、パートナー回線エリアから楽天回線エリアに入った時にも、回線が切り替わらずに、パートナー回線につながったままになることがあります。
特に、iPhone 11以前のiPhoneは、こういった現象が起きることが多いです。
楽天回線エリアでもパートナー回線エリアにつながってしまう時の対処法は、こちらのページで詳しく解説しています。
楽天回線エリアにも、パートナー回線エリアにもつながらない。ということは、ほとんどなくなりました。
私が使っている範囲内でも、昔は、大阪市中心部のビルの中で突然圏外になって、「えっ、ここで圏外かよ」と思ったことがありますが、今ではつながるようになりました。
スポンサーリンクデメリット5:iPhoneのSMSは有料となる
2021年7月6日から、iOS版のRakuten Linkの仕様が変わりました。
変更内容は、Rakuten Linkを利用していない相手からの電話の着信は、iOS標準の電話アプリに着信するようになりました。
また、SMSの送受信は、Rakuten Linkアプリは使えなくなり、iOS標準のアプリからしか送受信することができなくなりました。
SMSは、Rakuten Linkが使えなくなってしまったことにより、3.3円/70文字の有料となります。
電話に関しては、発信はRakuten Linkアプリから可能なので、Rakuten Linkアプリを利用すれば、引き続き無料です。
iPhoneで、SMSの送信をよく使う人には、大きなデメリットとなります。
デメリット6:店頭サポートは初期設定だけ
楽天モバイルでは、楽天モバイルショップの店頭でサポートをしてもらえるのは、申込み手続きと、初期設定だけです。
後から、スマホの使い方が分からない。とか、聞きたいことがある時は、電話かチャットで問い合わせる必要があります。
最近は、電話やチャットにつながらないということはありませんが、店頭で手厚いサポートを受けたい。という方には向いていません。
デメリット7:高速モードオフでも月額料金は上がる
楽天モバイルのパートナー回線接続中は、「データ高速モード」をオフにすることで、月間5GBのデータ通信量を消費しないようにすることができます。
ただし、月額料金のカウントは別で、データ高速モード中の通信量も、月額料金には反映されます。
デメリット8:標準アプリのかけ放題は有料
楽天モバイルでは、Rakuten Linkを使った電話の発信は無料でかけ放題ですが、OS標準の通話アプリを使った発信は有料です。
1,100円の通話かけ放題オプションをつけることで、OS標準の通話アプリを使った発信も、かけ放題となります。
ほとんどの通信会社で標準アプリのかけ放題は有料ですし、Rakuten Linkで十分な音質なので、あまり使うことはないかと思います。
標準のメッセージアプリで、SMSの送信もし放題になるので、iPhoneを使っている方で、毎月1,100円分以上のSMSを送信する人には、おすすめできます。
デメリット9:対応機種が少ない
楽天モバイルの対応機種は、iPhone 6s以降に対応したことで、一気に増えましたが、Androidの対応端末は、ドコモ、AU、ソフトバンクに比べるとやはり少ないです。
過去のAndroidスマホは、SIMロックを解除したとしても、対応バンド(対応電波)の関係などにより、楽天モバイルでは使えないものが多いです。
楽天モバイルには、実質0円や、実質1万円以下の安い端末が販売されているので、対応機種を持っていない方は、そういった安い端末を購入することをおすすめします。
スポンサーリンクデメリット10:1日10GB制限がある(改善済み)
楽天モバイルでは、楽天回線エリアでは高速データ通信使い放題!とアピールされていますが、実際は、1日10GBの制限があります。
これは、少ないユーザーが大量のデータ通信をすることで、全体の通信速度が遅くなることを防ぐためです。
1日のデータ通信量が10GBを超えたら、その日の日付が変わるまでの間、通信速度が3Mbpsに制限されます。
以前は1Mbpsに制限されていたのですが、3Mbpsまで緩和されています。
3Mbps出ていれば、フルハイビジョン画質までの動画はスムーズに再生することができるので、それほど気にはならないでしょうが、テザリングをしてPCやタブレットで4K動画を見たい。といった時は注意が必要です。
■追記
最近は、この制限は撤廃されているようだ。という報告が複数あがっています。
デメリット11:キャリアメールがない(改善済み)
楽天モバイルでは、今現在、キャリアメールは付与されていません。
一応、今後付与される計画はあるようですが、今のところはありません。
また、今現在ドコモ、AU、ソフトバンクなどのキャリアメールを使っている人は、楽天モバイルに乗り換えると、メールアドレスが変わります。
キャリアメールを登録しているサービスのメールアドレスを変更する必要がありますが、Gメールやヤフーメールなど、フリーメールを使うようにしましょう。ずっとキャリアメールに縛られているのは、損です。
■追記
楽天モバイルでも、キャリアメールが使えるようになりました。
デメリット12:気がついたら大量の通信をしている可能性がある
Rakuten UN-LIMITの料金プランは、毎月のデータ通信量に応じて変動する。というのは、冒頭でお伝えしたとおりです。
【UN-LIMIT Ⅵ】
1GBまで・・・0円
3GBまで・・・1,078円
20GBまで・・・2,178円
20GB超・・・3,278円
他社で小容量のプランに契約していれば、たとえば、3GBプランなら、データ通信量が3GBを超えた時点で自動的に低速通信に切り替わり、追加料金を払わないと高速通信をすることはできませんが、楽天モバイルでは、データ通信量を自分で把握しておかないと、大容量のデータ通信をすると、勝手に料金が上がってしまいます。
知らない間にバックグランドでアプリがアップデートされていて、データ通信量が多くなってしまった。ということがないように、動画のダウンロードや、アプリのアップデートは、Wi-Fi接続時にのみ行うように設定しておきましょう。
アプリ等で、1ヶ月のデータ通信量に制限を設定する。といったことはできません。
スポンサーリンクデメリット13:180日以上未利用で、解約される
楽天モバイルの約款には、「当社の別途指定する1の回線が、連続する180日間において、全く使用されていない場合」本サービスの利用を停止することができます。との記載があります。
当社の別途指定する1の回線とは、一番契約が古い回線、1回線目のことです。
さきほど、サブ回線を1回線目となるように契約したほうがお得に使える。と紹介しましたが、全く使っていないと180日間で解約されてしまう可能性があるので、たまには、使いましょう。
デメリット14:18歳未満はiフィルターが必須
楽天モバイルでは、18歳未満の方が利用する場合、「あんしんコントロール by i-フィルター」というフィルタリングオプションの利用が必須となっています。
月額料金は、330円です。
年齢に応じて、不適切なサイトやアプリの利用をブロックしたり、子供の利用状況を確認したりすることができるオプションです。
小さな子供さんには、あった方が良いと思いますが、16歳、17歳でも利用が必須となっているので、月額料金に上乗せされます。
ただ、330円上乗せされたとしても他社に比べればお得だとは思います。
スポンサーリンク楽天モバイルの料金プランの概要
楽天モバイル、Rakuten UN-LIMIT Ⅵの料金プランの概要を説明します。
楽天モバイルの料金プラン、Rakuten UN-LIMIT Ⅵは、1ヶ月のデータ通信量に応じて月額料金が変動することが特徴的な料金プランです。
データ通信量 | 料金(税込) |
3GBまで | 1,078円 |
20GBまで | 2,178円 |
20GB超 | 3,278円 |
高速データ通信は、楽天回線エリアでは無制限、パートナー回線エリアでは5GB/月。
超過後は、1Mbpsになります。
通話料は、Rakuten Linkアプリを使えば無料。使わない場合は、30秒22円。
申込時の契約事務手数料、契約解除料、MNP転出手数料は、全て0円。
柔軟かつ、お得な料金プランとなっています。
楽天モバイルの主なオプション
楽天モバイルの、主なオプションを紹介します。
・故障紛失保証 with AppleCare Services
iPhoneを故障、紛失した時の負担額が安くなる保証です。
スマホを落として画面を割ってしまったり、なくしたりしてしまう方におすすめです。
料金は、機種によって違います。
iPhone SE(第2世代、第3世代)・・・800円/月
iPhone 14/13/13 mini/12/12 mini・・・1,120円/月
iPhone 14 Plus・・・1,450円/月
iPhone 14 Pro MAX/14 Pro/13 Pro MAX/13 Pro/12 Pro MAX/12 Pro・・・1,460円/月
・選べる電話番号サービス(1,100円)
電話番号の下4桁を好きな番号が出るまで、何度でも検索できるサービス
メイン機種で使いたい。電話番号にこだわりのある方におすすめのオプションです。
・スマホ交換保証プラス(715円/月)
Androidスマホの故障、紛失時の保証です。
スマホを落として画面を割ってしまったり、なくしたりしてしまう方におすすめです。
楽天モバイルには、この他にもいくつかオプションがあります。
楽天モバイルの全オプションの解説は、また別の記事でします。
・持ち込みスマホあんしん保証
楽天モバイル以外で購入したスマホが故障したり、紛失した時の保証です。
料金は、機種によってい違いますが、715円~1,309円/月です。
・ノートンモバイルセキュリティ(220円/月)
Androidスマホを使っている方におすすめのセキュリティソフトです。
iPhoneには、基本的にはセキュリティソフトは必要ありません。
・留守番電話(0円/月)
1回最長3分、最大100件、1週間保存することができる留守番電話機能です。
月額料金は無料ですが、申し込みが必要です。
スポンサーリンク楽天モバイルと、他の格安SIMを比較
楽天モバイルと、他の格安SIMや、大手3社の格安料金プランを比較してみましょう。音声SIMの料金で比較します。
・データ通信量3GBまでの場合
楽天モバイル・・・1,078円
ワイモバイル・・・2,178円
UQモバイル・・・1,628円
mineo・・・1,518円
OCNモバイルONE・・・990円
IIJ mio・・・990円
BIGLOBEモバイル・・・1,320円
イオンモバイル・・・1,078円
LINEMO・・・990円
・データ通信量5GBまでの場合
楽天モバイル・・・2,178円
ワイモバイル・・・3,278円
UQモバイル・・・2,728円
mineo・・・1,518円
OCNモバイルONE・・・1,320円
IIJ mio・・・1,500円
BIGLOBEモバイル・・・1,870円
イオンモバイル・・・1,298円
・データ通信量10GBまでの場合
楽天モバイル・・・2,178円
ワイモバイル・・・3,278円
UQモバイル・・・2,728円
mineo・・・1,958円
OCNモバイルONE・・・1,760円
IIJ mio・・・1,800円
BIGLOBEモバイル・・・3,740円
イオンモバイル・・・1,848円
・データ通信量20GBまでの場合
楽天モバイル・・・2,178円
ワイモバイル・・・4,158円
UQモバイル・・・3,828円
mineo・・・2,178円
IIJ mio・・・2,000円
BIGLOBEモバイル・・・5,720円
イオンモバイル・・・1,958円
ahamo・・・2,970円
LINEMO・・・2,728円
デメリットの項目でも紹介したように、5GB~10GBあたりでは、他社の方が安いことがあります。
通話をあまりしないのなら、楽天モバイル以外の選択肢も、アリでしょう。
スポンサーリンク楽天モバイルを、私が使った感想
私も、楽天モバイルを利用しています。
私が楽天モバイルを使って思ったことを、感想文的に紹介します。
1GBまで無料なのは、革新的
128Mbpsなど、低速SIMで月額料金が無料なものは、時々出てきたり、サービス終了したり、していますが、1GBまでの高速通信が無料なのは、楽天モバイルだけです。
私は、たくさんのSIMカードや端末を持っているので、通信速度や電波の状況を確認する時以外は、楽天モバイルはサブ的な使い方になっています。
1GBも使わなかった月は0円なので、とてもありがたいです。
0円の月でも、楽天市場での買い物のポイント倍率が上がりますし、サブ回線として使うなら楽天モバイル一択だと思います。
メイン回線としても十分使える
楽天回線エリア内に住んでいる、もしくは、楽天回線エリア外でも月間のデータ通信量が3GB以下なら、メイン回線としても十分使えるレベルです。
昔のように、ビルの中で突然圏外になる。ということもなくなりましたし、Rakuten Linkの通話品質も、聞き取りづらいということはなく、十分です。
ただし、楽天回線エリア外に住んでいる方は、3GB以上使う方は、料金が割高になる、5GB以上は1Mbpsになるといったデメリットが目立つため、他の選択肢の方が良いかもしれません。
欠点や弱点もあるものの、多くの方にメリットのある料金プランを提供していると思います。
実際、楽天モバイルの契約者数はどんどん増えてきています。
楽天モバイルの発表で、以下のように増えていっています。
2020年4月サービス開始→2020年6月100万人突破→2020年11月160万人突破→2021年1月220万人突破→2021年3月300万人突破→2021年4月390万人突破→2021年8月500万人突破
楽天モバイルのシェアは、まだ2%程度と、ドコモ、AU、ソフトバンクに比べれば少ないですが、これからも伸びていくことでしょう。
ある程度伸びたところで、3ヶ月無料キャンペーンや、端末のポイント還元など、客寄せのキャンペーンは終了してしまうかもしれませんから、あまり悩みすぎずに、契約してしまって良いと思います。
実質0円~1万円以下の端末が複数ありますし、もしダメだったとしても、違約金がかからないので、よそに乗り換えることも簡単です。
楽天モバイルの申し込みの前準備
楽天モバイルの申し込みには必要なものがいくつかあります。前もって準備しておきましょう。
■クレジットカードか、口座番号
楽天モバイルの料金の支払い方法は、クレジットカード払い(デビットカードは、楽天銀行デビットカードか、スルガ銀行デビットカードのみ対応)か、口座振替です。
クレジットカード、デビットカードか、口座番号がわかるものを用意しておきましょう。
■本人確認書類
楽天モバイルの契約には、本人確認書類が必要です。
<1つで大丈夫なもの>
・運転免許証
・運転経歴証明書
・マイナンバーカード
・精神障がい者保健福祉手帳
・療育手帳
<補助書類が必要なもの>
・身体障がい者手帳
・健康保険証
・日本国パスポート
・住民基本台帳カード
<補助書類>
・電気、ガス、水道の請求書、領収書
発行から3ヶ月以内の現住所の建物名や部屋番号まで記載されているもの
・住民票
発行から3ヶ月以内のもの
・届出避難場所証明書
発行から3ヶ月以内のもの
■MNP予約番号(MNPする場合)
MNP(番号そのままで乗り換え)をする場合は、現在契約している通信会社から、MNP予約番号を発行してもらう必要があります。
ドコモ、AU、ソフトバンクともに、Webから発行することが可能です。
電話をすると、引き止めがしつこいので、Webがおすすめです。
その他の通信会社を利用している場合も、「通信会社銘+MNP予約番号」で検索すれば、MNP予約番号の発行方法が分かります。
スポンサーリンク楽天モバイル、おすすめの使い方
楽天モバイルのおすすめの使い方と、注意点を紹介します。
メインスマホとして使う
楽天モバイルは、メインスマホとして使えるレベルの通信、通話の安定性を持っています。
楽天回線エリアも広がってきたので、多くの地域の人に、メインスマホとしておすすめすることができます。
楽天モバイルをメインスマホとして使う時の注意点は、自分のエリアが楽天回線エリアかどうかを確認しておくことです。
パートナー回線エリアの場合は、月3GB以下のライトユーザーでないと、正直おすすめできません。
サブスマホとして使う
楽天モバイルは、サブスマホとして使うのにも、おすすめできます。
月間のデータ通信量が1GBだと、0円なので、最強ですよね。
月間の通信量が3GB以内に収まる程度のサブスマホとして使うなら、楽天回線エリア内かどうかを問わず、おすすめできます。
通話専用で使う
楽天モバイルは、通話専用機としてもおすすめできます。
通話のみの利用で、データ通信が1GBまでなら、通話し放題で0円という、驚異的な運用ができます。
Rakuten Linkを使った通話品質も問題ないので、お得に通話専用機を持つことができます。
モバイルルーターとして使う
楽天モバイルでは、Rakuten WiFi Pocket 2Bが実質0円で販売されています。(本体価格1円+5,000ポイント還元)
モバイルルーターとして使った時も、料金はスマホと同じで、データ通信量に応じた変動制です。
モバイルルーターを使わなくても、テザリングが無料かつ、使い放題なので、スマホからのテザリングでも、同様の使い方ができます。
固定回線の代わりに使う
楽天モバイルは、大容量のデータ通信をした時の速度制限が比較的緩いので、固定回線の代わりに使うこともできます。
楽天モバイルで大容量のデータ通信をした時の速度制限は、1日10GB以上の通信をした時、その日の日付が変わるまで3Mbpsに制限される。というものです。
4Kの動画を見たり、大容量のソフトウェアをダウンロードするのでなければ、十分固定回線の代わりになります。
楽天モバイルを使うのが不安な方へ
ここまで、楽天モバイルのメリット、デメリットを紹介しましたが、それでも、楽天モバイルに契約することが不安な方もいるかと思います。
そういった方のために、できるだけ失敗のない契約方法をいくつか紹介します。
デュアルSIMに対応したスマホで使う
デュアルSIMスマホとは、2枚のSIMカードに対応したスマホのことです。
デュアルSIMに対応したスマホなら、1台のスマホで、楽天モバイルだけでなく、もう1つの通信会社を併用することができます。
おすすめなのは、楽天モバイルの他に、ドコモ回線、あるいはソフトバンク回線を利用したMVNOのSIMカードを入れておくことです。
メインでは楽天モバイルを使い、楽天モバイルの通信速度が思うように出ない時など、電波の状況が良くない時に、サブの回線に切り替えるのがおすすめです。
もっと不安な方は、今まで使っていたメイン回線はそのままにして、サブ回線として楽天モバイルを利用してみて、楽天モバイルだけでも問題なさそうなら、今まで使っていたメイン回線から楽天モバイルにMNPする。という方法も良いですね。
安い端末で使う
楽天モバイルには、実質0円~1万円程度の安い端末が、複数販売されています。
楽天モバイルの利用開始後、Rakuten Linkから10秒以上の発信をするだけで、翌々月末ごろにポイントがもらえます。
試して、大丈夫そうならメインにすれば良いですし、ダメそうなら解約しても、違約金はかかりません。
解約しなくても、月1GB以内なら0円なので、負担がありません。
毎月のスマホ代を安くしたいなら
毎月のスマホ料金を安くしたいなら、楽天モバイルがおすすめです。使った分だけ、0円から、最大でも3,278円までです。
エリアも広くなり、全国の方におすすめできるようになりました。
スポンサーリンク