このページでは、ガラケーがいつまでつかえるのか、本当になくなってしまうのか。という情報を紹介します。
もくじ
ドコモのガラケーは、なくなるのか?
ドコモのガラケーは、現在4機種のみが販売されています。
「カードケータイ KY-01L」
「AQUOSケータイ SH-02L」
「AQUOSケータイ SH-01J」
「P-smartケータイ P-01J」
スマートフォンに比べるとラインナップは寂しい限りですが、当面ガラケーの販売を終了するといった発表はありません。
最新の「AQUOSケータイ SH-02L」は、2019年2月に発売されたばかりですから、今後数年は販売が続けられるはずです。
AUのガラケーは、なくなるのか?
AUのガラケーは比較的種類が多く、11種類販売されています。
「INFOBAR」
「かんたんケータイ KYF38」
「mamorino4」
「AQUOSK SHF34」
「GRATINA KYF37」
「MARVERA KYF35」
「かんたんケータイ KYF36」
「TORQUE」
「かんたんケータイ KYF32」
「AQUOSK SHF33」
「GRATINA 4G」
AUは、三大キャリアの中で最もガラケーの取扱に積極的で、最近では、かつてガラケーしかない時代から人気だったINFOBARを復活させるなどしています。
今のところガラケーの取扱を終了するという情報もなく、今後数年は安泰でしょう。
ソフトバンクのガラケーは、なくなるのか?
ソフトバンクでは、6機種のガラケーが販売されています。
「キッズフォン」
「DIGNOケータイ2」
「みまもりケータイ4」
「AQUOSケータイ2」
「DIGNOケータイ」
「かんたん携帯9」
ソフトバンクは、ガラケーなど、低価格、低データ通信量のユーザーは、ワイモバイルに移行させる方針のようです。
そのため、三大キャリアの中では最もガラケーがなくなる可能性が高いと思われます。
ただし、現時点ではガラケーがなくなるといったアナウンスはありません。
今使っているガラケーの修理は
今使っている3Gガラケーの修理受付も、少しずつ終了していっています。
たとえばドコモだと、3GのFOMAケータイは、2019年中にはほぼすべての機種で修理対応が終了します。
今なら、2015年頃に発売された機種であればまだ修理対応をしているので、今のうちにバッテリーを交換しておいたり、気になるところがある方は早めに修理をしておいたほうが良いかもしれません。
いわゆる3Gガラケーは、iPhoneやXperia、Galaxyなどのように、メーカー以外の非公式ショップでの修理もほとんど実施されていません。
バッテリーくらいは、しばらくの間ネットショップなどで購入することができるかもしれませんが、基本的にガラケーは、メーカーの修理対応が終わってしまったら、自分でできることは多くなく、同機種の状態の良い中古端末を購入するくらいしか方法がありません。
5Gに対応するガラケーが出るかに注目
今後ガラケーがなくなってしまうか否かは、5Gに対応するガラケーが出るかどうかにかかっています。
携帯の電波は、2G→3G→4Gと進んできており、次の規格が5Gです。
今現在、4G通信に対応するガラケーは存在するので、4Gが運用されている限りは4G対応のガラケーは使えます。
ただ、4G通信もいずれは運用が終了となり、5Gと6Gのみ。といった時代が来ます。
(例えば、2019年現在だと、2Gの電波は既に終了しており、3Gと4Gのみとなっています。)
その時に、5G以降の電波に対応しているガラケーが発売されていなければ、ガラケーは消滅ということになります。
5Gというのは、4Gよりも大容量かつ高速の通信をすることができる。というもので、どちらかというとスマホで大容量の動画をダウンロードしたり。といった方向性のものです。
5G通信は、2020年中にもサービスが開始されるといわれており、その頃には3G通信がサービス終了となるでしょう。
その後、6G通信のサービスが開始されることには、4G通信がサービス終了となるはずです。
4G通信がサービス終了となるまでは、まだ5年程度はあるはずなので、当面ガラケーがすぐに使えなくなるという心配はいりませんが、ゆくゆくはなくなっていくかもしれません。
ガラケーの定義
ガラケーという言葉には、いくつかの定義があります。
多くの人が「ガラケー」と聞いて思い浮かべるのは、二つ折りで、上半分が液晶、下半分にボタンがついているものでしょう。
広義の「ガラケー」は、タッチパネルで全面液晶のスマホに対して、こういった折りたたみ型の携帯電話すべてのことを指します。
一方、最近の二つ折りの携帯電話は、LINEなどのアプリが使えたりするものが多くなっています。
これは、OSにAndroidが採用されているからです。
狭義のガラケーという意味では、LINEなどが使えるAndroidベースのケータイはガラケーとは言わず、「ガラホ」と呼ばれています。
狭義の意味では、純粋な「ガラケー」は既にほぼ姿を消してしまっています。
ただ、ガラケーはなくなってしまうの?という多くの人が心配しているのは、「折りたたみ式で、物理的なテンキーがある従来型の見た目の携帯電話はなくなってしまうのか?」ということでしょうから、そういう意味では、広義のガラケーは今後しばらく残っていくはずです。