手のひらサイズのスマートフォンとして注目されている、Rakuten Mini。
Rakuten Miniは、スマートフォンとしてだけでなく、モバイルルーターとしても利用することができます。
このページでは、Rakuten Miniをモバイルルーターとして使う時の注意点や、Atermシリーズとの比較をしてみましょう。
もくじ
Rakuten Miniは、テザリングにも最適
出典https://network.mobile.rakuten.co.jp
Rakuten Miniは、テザリングもすることができます。
そのコンパクトさから、通話もできるモバイルルーターとして使っている方もいるようです。
Rakuten Miniのサイズは、縦106.2mm✕横幅53.4mm✕厚さ8.6mmです。
楽天モバイルには、「Aterm MP02LN」「Aterm MR05LN RW」というモバイルルーターもありますが、
Aterm MP02LNのサイズは、縦91mm✕横50mm✕厚さ12mm
Aterm MR05LN RWのサイズは、縦115mm✕横幅63mm✕厚さ11mmです。
モバイルルーターと比べても、それほど大きさが変わらないんですよね。
むしろ、Aterm MR05LN RWよりも小さいです。
Rakuten Miniは、8台まで同時接続可能
テザリングでは、2.4GHz帯と、5.0GHz帯を選択することができ、8台まで接続することができます。
周波数帯を選択することができるというのも、モバイルルーターさながらです。
おそらく、モバイルルーター代わりに利用されることを想定して開発されたのでしょう。
Aterm MP02LNは10台、Aterm MR05LN RWは16台なので、それらよりは劣ります。
連続通信時間は、7~8時間程度
Rakuten Miniをモバイルルーターとして使った時の連続通信時間は、7~8時間程度です。
Aterm MP02LNが約10時間、Aterm MR05LN RWは約14時間ですから、さすがにここは劣っています。
ただ、相当ハードな使い方をしない限り、十分なのではないでしょうか。
Rakuten Miniは、eSIMしか使えない
Rakuten Miniをモバイルルーターとして使う注意点として、eSIMしか使えない。ということが挙げられます。
今のところ、eSIM通信をまともに提供しているのは楽天モバイルくらいなので、実質楽天モバイル専用端末ということになってしまいます。
Aterm MP02LN、Aterm MR05LN RWは、SIMカードを差し替えることでどこの回線でも使うことができるので、その点は要注意です。
クレードルに挿して、有線接続はできない
Aterm MP02LN、Aterm MR05LN RWは、クレードルを使用すると有線接続をすることもできますが、Rakuten Miniには、クレードルはないので、有線接続はできません。
まとめ
Rakuten Miniは、本格的なモバイルルーターに比べると、同時接続台数や連続通信時間で劣っています。
しかし、ライトユーザーには十分なスペックを持っています。
そして何よりも、通話ができて、アプリが使える。という大きなメリットがあります。
楽天モバイルのUN-LIMITプランは、データ通信のみの料金プランはなく、電話番号もセットでついてきてしまうので、どうせならモバイルルーターではなく、Rakuten Miniをモバイルルーターのように使うことをおすすめします。